どうも銀座アバンココボワール美容師齋藤雄太です。
大層なタイトルですが、そのままの通りです。
持ち味を活かす
当然のことですが、すごく重要かもしれないと。
というのも、今日お店に来てくれた後輩の友人で役者の卵、森和輝君。
舞台に立ったり、色々と活躍しておりますが、伸び悩んだ時期があったようです。
本人は色々な役柄を演じたい。
大人な感じからかわいい感じまで幅広く。
でも、見た目の印象で監督や、プロデューサーから年下の役がハマると言われることが多く本人は困惑したようです。
そして先日、学生の役をもらい、思い切って学生ができるうちはそちらで攻めようと!
すると!
2時間ドラマからチョイ役まで多方面で学生(高校生〜大学生)の役が入ってきたそうです。
それなら、より若々しく見せるために髪もバッサリ。
なんとなく長さのあるスタイルはどっちつかずなのでここから短く。
耳はちょっとかぶるくらい、しかし、好青年を意識すると2ブロック等攻めた感じはNG。
語弊はありますが、より普通に。
カッコいい普通。
これが意外と難しい…
なぜなら、僕らがあまり普通でないから…
(うちのお店の男たちはクセが強い…)
襟足は短くですが、刈り上げず。
サイドも刈り上げたいですが、普通に残す。
トップも遊ばせたいですが、やり過ぎず。
でもできるだけすっきり。
これで、次は高校生役です。
20代前半と言えども、高校生役ができるってすごいです。
たとえ10年前でも僕にはできないです。
悩んだ末にでも、持ち味を活かせる役作りができるってステキです。
じゃあ、自分は?
どうなのでしょう…まだまだ模索中かもしれないです。自分の持ち味?全く分かりません。ですが、それが見えてくるとお客様によりマッチしたものを提供できるのかもしれないです。技術ももちろんですが、自分が最も輝くステージで持ち味を活かす。
持ち味とは強み。
それを活かせるように日々を積み重ねたいです。
そして自分のみならず、まだそれに気付いていない周囲の方々みんなのこともプロデュースできるくらいの美容師でありたい。
(2年前までは腰まであるロン毛が持ち味だったのかな…)