ラーメン屋さんから学ぶ

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どうもアバンココボワール銀座の美容師、齋藤雄太です。

本日は売れるお店とは?という疑問を異業種の売れているお店で働く友人に聞いてみました。

その友人がたまたま上京するタイミングがあり、都内でおもてなしします。

今日の主役は彼。

僕はもちろん美容業な訳ですが、今回話を聞いたのはラーメン屋さん。

ラーメン屋さん!?

全然関係ないじゃん!

という感じですが、ただのラーメン屋ではないのです。

今、日本で最も注目を集め話題になっているお店。

飯田商店

のスタッフなのです。(残念ながら親方の飯田さんではないです。)

もしかしたら聞いたことない方もいるかもしれませんが、覚えておいて損はないです。

こちらの表紙のお店です。

今現在早朝7時から整理券を配り、昼のみ営業なのにもかかわらず全国からお客さんが殺到しているらしいです。

なんといっても場所。

湯河原です。

湯河原!?

そもそも東京でもなく神奈川の奥の奥、ほとんど静岡に近いところに毎日2時間以上の長蛇の列ができるらしいです。

新宿、渋谷なら分かりますが、湯河原の住宅街では異様な光景です。

どうしてそこにそれだけの価値を生み出すことができたのか。

  • ラーメン屋さんならば、まずは味。

こだわっていないお店はもちろんないはずですが、こだわり方が尋常じゃないらしいです。

味がシンプルな醤油ベースの鳥系スープ。

しかしこだわりは鳥と水のみで作るそう。

ふむふむ、一般人には分からないです…。

ラーメン二郎のようなジャンク系でもなく、最新調理器を使った次世代系でもなく…、

まさに王道。

それゆえに麺の配合から、ネギの細さにまでこだわりがあるらしいです。

しかし、重要なのは芯の部分。

先日テレビでも親方の飯田さんが言っていた言葉。(最近よくテレビで見かけます。)

お客様は来てくださらないもの

これは、飯田商店の親方である飯田さんがイトーヨーカドー創設者の伊藤雅俊さんから学んだ言葉。

こんな人気店でも開店後危機に陥ったことがあったらしいです。

オープン当初、無骨な職人気質で接客をしていたそうで、無愛想がカッコいいと。

そうしたところ、1日にお客様が1人の時もあったそうです。(今では信じられません。)

その時上述の言葉を噛み締めて、考え方、接客態度を変えたそうです。

考え方を変えるのはすごく難しいことです。

僕らにも同じことが言えます。

本当にお客様が求めていることなのか。

全ての接客において言えることです。

もしかしたら年数が経てば経つほど考えが凝り固まってしまってるのではないか、と自分を省みる機会も必要なのかもしれません。

異業種の友達からいい話が聞けました。

(飯田商店…湯河原行って2時間並ぶか…。)